メイクの「さじ加減」 その2
やりすぎメイクの人には、「メイクはどんな化粧品を使ったかわからせることが目的ではありませんよ」と教えてあげたくなります。
描いたことが一目でわかる眉、ファンデーションの塗りすぎで首との境目がくっきりしてしまった肌、おてもやんのようなチークなど、色もラインもすべてが主張しすぎていると、イキイキとした自然な表情には仕上がりません。
私のすすめるシンプルなメイクは、つけた化粧品の色が肌からにじみ出てくるぐらいのイメージが基本です。
適量の化粧品を使い、境目をぼかすことで立体感も出て、同じ化粧品を使っていても印象はずいぶん変わってきます。
まず、基本のメイクをきちんとできるように、一度基本に立ち戻ってメイクをしてみましょう。
また、自分が手抜きメイクだな、あるいはやり過ぎメイクだなと思ったら、時間があるときに自分の顔を鏡でじっくり見て、足し算、あるいは引き算を考えてみましょう。
簡単なことでかまいません。
全体に印象がぼんやりしているなと思ったら、アイラインを使って目元を強調したりパールのアイシャドウで目元を明るくしたりしてみてください。
口紅をリップスティックで直づけしているようなら、リップラインをきちんととってからつけるだけで印象がシャープになります。
厚化粧だなと感じたなら、口紅の色を薄くしてみたり、チークの色みを控えてみたりしましょう。
厚化粧な感じは眉が太くてくっきりと描いている方によく見られますが、ゴールドのマスカラを眉毛につけるだけでもソフトな印象になります。
また、色と色の境目をきちんとぼかすと、メイクが顔になじんでくるので、綿棒やスポンジ、指の腹などを使ってていねいにぼかすことも大切です。
いつものメイクに甘んじていないで、自分のメイクを進化させることがキレイを見つける一番の近道です。
ちょっとした工夫を重ねながら、進化するメイクを自分のものにできたら、その自信はあなたを表情そのものから変えてくれます。
